しめ縄作り教室に行ってきてしめ縄を作ってきました!
今回は先日「しめ縄作り教室」に行ってきて実際にしめ縄作りを体験してきたのでその事についての感想などを書いていきます。
始めに
今回私が行ってきたのは三重県の伊勢市にある「おはらい町」という所で開催していた「しめ縄作り教室」という催しでした。
当日はあいにくの雨だったのですが、しめ縄作り体験はお土産屋さん2階の特設スペースでの作業だったので雨も寒さも関係なく快適に参加することが出来ました!
受付を済ませて開始時間まで暫く待ってから合計で20名程の参加者の皆さんとスタートする事になりました。
最初に今回教えてくれる方からの挨拶があり、各工程ごとにお手本として先に作業をしている所を見学してから各自、自分のしめ縄を作っていくという内容でした。先生役の方は気さくな感じの方で最後まで楽しく参加できました。
教えてくれる方は3人ほどいて各参加者の方たちを順番に回り教えていくスタイルでわからない所は教えてもらったり、難しい箇所は先生役の方に作業を任せたりして大きなトラブルもなくスムーズに進みました。
↓の画像はしめ縄作りをしていた時に撮った写真になります。
画像と共に簡単ですがしめ縄作りの解説を書いていきます。
①土台作り
これがしめ縄のベースになる部分の素材です。安い物はこの芯部分に画像上の3本の芯が無かったりするのでしっかりしていない物もあるそうです。
関係ないですが部屋の中が稲の香りでいい感じでした♪
②土台の見た目を整える
①のベースを3つに分けてから芯を入れて、ねじって一纏めにします。
纏めたらはみ出したりしている所をハサミで切っていき写真では分かりにくいですが見た目をキレイに整えます。
③飾りを付けるベースを付ける
次は②の土台に飾りを付けるベースとなる物を付けます。藁を約半分で折って解けてこないようにちょっと珍しい結び方で合計5つ結んでいきます。
普段は結ばない結び方だったので結び方がわからず私も周りの参加者の方もここが一番苦労していました…
先生役の方に聞いた所「男結び」や「地獄結び」などとも呼ぶそうです。
④キレイに長さを整える
先程の結びが終わるとほぼ終盤でハサミを使って長さを均等に揃えて全体をキレイにしていきます。
結ぶのを早く終わった参加者の方はこの辺りで最後の工程まで終わらせて帰っていく方がいました。
⑤飾りを付けて終了!
④でキレイに整えたらあとは飾りを付けて終了になります。
飾りは木札(笑門か蘇民将来子孫家門のどちらかを選べました)、柊(ヒイラギ)、譲葉(ユズリハ)、裏白(ウラジロ)、橙(ダイダイ)、垂(シデ)を付けて飾りました。
合計作業時間は大体1時間ほどで終わりました。
最後に
今回はしめ縄を自分で作るという体験をしてきました。
あまり体験できない貴重な経験で楽しかったです!この事を書いている時にしめ縄について軽く調べたら結び方や飾りの意味など知らないことも多く勉強にもなりました。
ちなみにこのしめ縄を作った伊勢では1年中しめ縄を玄関に飾るんですよ!
もし皆さんも近場で開催していたら参加してみて下さい。お店で買うよりもリーズナブルでしかも色々と勉強になるかもしれませんよ!